(最新版)散骨は結局違法なのか|いまだに存在する散骨違法論者はいったい何なのか

散骨

散骨が違法かどうか。
結論から書きます、違法性はありません

以前の記事でも書きましたが、もともと(今でも)マリンスポーツや登山を楽しむ人たちにとって、少量の骨(それが粉骨されていたかどうかは不明)を海や山に散骨するという慣習はありました。

いくつかの散骨業者のサイトには、このような記述がありました。

散骨は違法と合法のグレーゾーンのため、いつ禁止になるか分かりません。
お早目にご利用ください。

って、なかなか早めたり遅くしたりできるものではありませんが、よくある商法です。
「今買わないと絶対損しますよ!」的なお話ですね。

それは散骨業にとって

散骨がグレーゾーンなのは、全面的に間違っているというわけではありません。
ありませんが、それは散骨業者にとってです。

散骨は違法ですかー?
散骨は合法ですかー?

という質問に対して、行政は以下の用に回答しています。
「節度をもって行う分には、当面はまぁいいんじゃないかな。」

冒頭でも書きましたが、
昔から散骨は行われているんです。

今になって始まったことではないのです。

散骨業者が増えたから

変わったのはいろいろな送り方、送られ方が選べるようになったこと。
お墓を持っていない(持たない)人が増えたこと。
子供や孫、親類がいない人が増えたこと。
散骨を行う業者がふえたこと。

そうです、行政は個人的に散骨することに対してとやかく言っているわけではありません。
というとりも、そもそもとやかく言っていません。

散骨を法的な葬送として認めてほしい方々が働きかけたことにより、このような回答を得ることになったわけです。

条例では対応

その回答を得てから数十年。。。
今のところ、みなさん節度をもって散骨をしているようです。

というわけで、個人的に節度をもって散骨する分には違法性は全くありません。

が!
粉骨しなかったり、埋めちゃったら違法ですし、市区町村単位では条例で規制し始めているところも出始めています。
ただし、条例のほとんどはやはり散骨業者向けです。

詳しい法律についての記事をアップしました。よければこちらも参考にしてみてください。

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