散骨には2種類ある
散骨をするなら散骨業者に依頼するのが一般的だと思いますが、散骨を代行してくれる代行業者とご自身も船に乗船して散骨を行う業者がいるのは知っていますか?
どちらの業者さんを選ぶかは皆さん次第ですが、あえて散骨代行業者さんをおすすめしたいと思います。
その理由は…
理由その1 とにかく安い
みなさんは船をチャーターしたことがありますか?
乗船する人数や船の大きさ、船の性能(豪華さ)によって変わるため幅はありますが、高い場合は1人1時間あたり50,000円、10人以上になっても1人あたり20,000円近く必要です。
散骨となれば、会費制のようにひとりひとりからお金をもらうわけにはいかず、喪主(喪家)が支払うことがほとんどだと思います。
そうなると、ひとりあたり○○円ではなく総額が金銭的な負担になってしまいます。
10人でひとりあたり20,000円なら20万円です。
通常の葬儀と比較すれば、散骨は比較的リーズナブルですが安いとはいえません。
一方、散骨を代行してくれる散骨業者さんなら安いところで19,800円から散骨ができるんです。
大事なことなのでもう一度書きます。
19,800円で散骨してもらえるんです!
理由その2 とにかくお得
散骨をするなら粉骨は必須です。
理由は公共の福祉に反するためです。
公共の福祉に反する行為は墓地埋葬法でこれを禁じています。
火葬を終えた焼骨とはいえ、それが遺骨であると分かれば気分を害する人がいるのは明白です。
そういった人がいた場合、公共の福祉に反しているわけです。
そのため、遺骨と分からないように粉骨をするわけですが、粉骨にも費用はかかります。
粉骨の相場はおよそ2万円です。
業者さんの中には、粉骨に3万も4万も取るところはありますが、みなさんが選ぶときは2万円以下の業者さんを選んでくださいね。
そしてお得な理由は、散骨の代行業者さんのほとんどは粉骨の費用を含んでいるのです。
粉骨の相場は20,000円です。
散骨の最安値は19,800円です。
?
不思議ですよね。
でも、これが真実です。
粉骨の費用を含めて19,800円から散骨ができるのが散骨代行業者さんの魅力なんです。
自分で船をチャーターしたら、粉骨はしてもらえないので別途粉骨業者さんに依頼することになります。
20万円+αが必要になるんです。
理由その3 とにかく楽
その行為の是非はいったん置いておきますが、散骨代行業者さんのほとんどは郵送で遺骨を受け取ります。
そして、ほとんどの業者さんは段ボールなどの梱包材をみなさんの自宅に無料で送ってくれます。
みなさんはそのダンボールなど梱包材に骨壺を入れて、ゆうパックの集荷担当に電話一本するだけでおしまいです。
業者さんまでの送料が無料のところと実費のところがありますので、無料のところを選ぶと良いでしょう。
申し込みから支払いまでインターネット上で完結出来たり、コンビニで代金を支払ったりできる業者さん(今のところ下記1社だけ)もあるので、とにかく楽ちんです。
理由その4 とにかく安心
遺骨を散骨するのはいいけど、代行業者さんはちゃんと散骨してくれてるの?
わかります。
でも大丈夫。
ほとんどの散骨業者さんはGPSを利用して、どこに遺骨を散骨したのか分かるように散骨証明書なるものを発行してくれます。
北緯○○度 東経○○度といった具合に正確に記載されます。
また、それと合わせて散骨風景や散骨後の海面の様子などを写した写真も撮影してくれるところもあるので安心して頼めるでしょう。
理由その5 とにかく安全
みなさん自身が海に出ることなく、散骨してくれるのですから間違いなく安全です。
少人数で貸し切りの場合は5t程度の小型ボートに乗船するわけですが、船は小さければ小さいほど揺れます。
必ずライフジャケットを着用するので万が一はありませんが、船に乗りなれていないと船酔いだけは避けられません。
また、小型ボートの場合は屋根が無いことも多く、夏は暑くて冬は潮風も相まってかなり寒いのです。
はじめは一緒に乗船して散骨したいと思っていましたが、散骨を代行してくれる方がありがたいと思うようになりました。
理由その6 とにかく親切
散骨が無事に終わったら、散骨証明書がみなさんの自宅に送られてきます。
多くはありませんが、いくつかの散骨業者さんはプレゼントが付いています。
それはカプセルだったり巾着だったりするのですが、故人の遺骨のほんの一部を納めて手元に置いておけるようにしてくれます。
希望する人だけなので、手元供養は一切いらないという方はお断りすることもできます。
それ以外にも粉骨した遺骨を3つや4つに分骨し、ひとつだけ海に散骨して残りは自宅や兄弟に分けるということも無料でしてくれたりします。
こんなに親切でいいのでしょうか。
理由その7 とにかく選べる
もし普通に葬儀をしようと思ったら、故人の自宅の近くや皆さんの自宅の近くで執り行うと思います。
そうなると葬儀屋さんの選択肢っていくつくらいありますか?
多くはないと思います。
それが葬儀屋さんの費用が高い理由のひとつでもありますが。
散骨業者さんの多くは東京湾に散骨します。
みなさんがお住まいの地域と散骨する場所が離れていても気にしない場合、散骨を代行してくれる業者さんは数多くあります。
遺骨を送るだけなので、散骨業者さんの数だけ選択肢があります。
当然、競争原理が働いて価格は下がっていきますので、わたしたち優良な散骨業者さんを選び放題となります。
最後はとにかく調べる
遺骨(骨壺)はお墓に入れなければならないという決まりはありません。
ずーっと自宅に置いてあげてもまったく問題ありませんし、事実そういう方はたくさんいます。
現在の国のスタンスで散骨が禁止されたりすることはまず心配ありませんし、海が突然干上がることもないでしょう。
遺骨(骨壺)が大きく場所を取るかもしれませんが、一度散骨したらもう元には戻せません。※なのでごく少量をカプセルなどに入れておくのはわたしは賛成です。
散骨について良く調べ、納得するまで時間をかけてみてください。
もし業者さん選びに迷っているなら、こちらのランキンも参考になさってください。