今日6月8日は世界海洋デー(ワールドオーシャンズデー)
1992年6月8日にリオデジャネイロ(ブラジル)で開かれた「地球サミット」においてカナダ代表が提案し、以来「世界海洋デー」として実施されてきました。
2009年から正式に国連の記念日になりました。
世界100か国以上が参加し、もちろん日本もこの取り組みに参加しています。
魚を始めとした海洋資源の保護
産業・生活排水による海洋汚染
二酸化炭素の増加による海水の酸性化
地球温暖化による海水温の上昇や海面水位の上昇
わたしたち人間の営みと切っても切り離せない関係にある海、私たちの海は私たちが責任を持って守るべきだと呼びかけ、改めて海について意識・感謝する機会になっています。
ワールドオーシャンズデーって?
例えば、カナダアルバータ州の小学校では、子どもたちが学校全体で海の生物のオブシェを創り、同じくカナダのブリティッシュコロンビア州のバンクーバー水族館では、地域が一体となり、広大な海の大自然を感じるフェスティバルを開催しています。
また、オーストラリアでは世界の海はつながっていることを伝えるために、海の映像祭が開催されています。海の環境を考えるには、まず実際に海を感じること、そして海にふれること、
そんなことから海の環境について考えるキッカケになればと、東京からアクセスがよく、多くの人たちに愛され続けている湘南での開催が2012年に決まりました。
その後、全国10カ所以上で、有志による「ワールドオーシャンズデイ」が実施されています。あなたもできることからはじめませんか。
ワールドオーシャンズデーHPから抜粋
きれいな海に散骨するために
散骨のほとんどは海に撒きます。
誰だってきれいな海に撒いてもらいたいと考えるはずです。
何気なく使っているプラスチック製のスプーンやストローその他製品が、海や海洋生物に深刻な被害をもたらしています。
石油製品を使用しない生活はほとんど不可能な現代社会ですが、使用する頻度や種類を減らすことが美しい海を後世に残す1歩です。
散骨を選ぶ人は年々増加傾向になります。
遺骨が海洋汚染を引き起こすことはありませんが、献酒・献花と合わせて遺品を海に沈める人がまだまだいるようですが、絶対にしてはいけません。
自分だけならいいだろうという考えで海が汚れ、海洋生物に危険が及びます。
EU使い捨てプラスチックに規制
2019年5月までに欧州議会とEU加盟国の承認を得ることを目指している。
さすがというべきか、規制が必要という時点で残念というべきか難しいですが、EUがいち早く行動をおこしました。
具体的にはスプーン、フォーク、ナイフ、お皿、ストロー、軸の素材がプラスチックでできた綿棒や風船を結び付ける棒などについて、プラスチック以外の素材を使った代替品に切り替えるよう義務付けます。
さらに海辺のごみの約3割を占めるとされるルアーや釣り糸などの釣り具は、メーカーにごみの収集費用を負担させ、2025年までにペットボトルの回収率を90%に高めるよう要請。
プラスチック製の食品容器やコップは無料提供を禁じるというものです。
出来ることからやってみよう
日本は道にゴミが落ちていない国として諸外国から有名ですが、残念ながらそれでもまだまだポイ捨てはあります。
他人を変えることはできませんので、まず自分から変わっていきましょう。
海が無ければ雨は降りません。
雨が降らなければ川は枯れ、私たちは生きてさえいけません。
自然あってこその命です。
良いことも悪いことも結局自分たちに返ってくるんですよね。
わたしはペットボトルを買うのをやめて、マイボトルを持ち歩くようにしました!
次はマイ箸を持ち歩こうかな、と考えています。
マイボトルなら100均で買えますし、何よりペットボトルよりも経済的なのでおすすめです。
あ、キャップにシリコンが付いているタイプを買わないと、持ち歩くときに漏れますよ!
このまま行くと2050年には、海や海岸にあるプラスチックゴミの量が世界中の魚の量を上回ると言われています。
出来ることから始めましょ!