オリンピックせまる新国立競技場で大量の骨が発見される

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11月末に完成予定の新国立競技場で、準備段階の工事の際に187人分の人骨が見つかっていたようです。
見つかったのは幼児から高齢者までの男女の骨187体。
2013年から2015年にかけて、新国立競技場の本格整備に向けた準備工事の段階で地中から発見されていたものだそう。
この場所には陸軍の青山練兵場がありましたが、それ以前には寺院の墓地があったと言われており、今回見つかった人骨は江戸時代に埋葬されたものとみられています。

専門家らは当時の生活を知るうえで重要な研究対象だとして、保管場所の確保を求めていて、文化庁は来年度の概算要求にこうした骨の収蔵庫を新設することを盛り込んでいます。

研究対象にしていいのか

最近も北海道大学による研究対象にされたため、アイヌの人骨が勝手に掘り起こされていたことが大きな問題になっています。
ここで見つかった人骨も誰かの先祖なはずですが、どのような手続きを取るのでしょうか。

巨大な建物が上に乗ったままというのも嫌ですが、研究対象として使われるのもいい気分はしませんね…。
縄文人くらい古ければ気にならないのですが…。

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