お金なく放置 同居の弟を逮捕|葬祭費を申請してますか?

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自室に男性の遺体を放置したとして、名古屋市中川区に住む無職の男(58)が逮捕されました。
無職の男は同居する弟だということです。

弟は「朝起きたら兄が死んでいた」「火葬・埋葬するお金がなく放置していた」と話しているそうです。
遺体が見つかったのは、兄の病院と区役所からの安否確認でした。
兄は透析を受けており、遺体で発見される1か月前からの受信記録が無いということで、警察に安否確認を依頼。
自宅で亡くなっている兄を発見しました。

残念なことに、今回のようにお金が無いことで放置してしまう事件は意外なほど多いのが実情ですが、申請をすれば葬祭費として補助金が受け取れます。
健康保険または75歳以上の後期高齢者医療保険に加入していることが条件ですが3万円~10万円を受け取ることが出来ます。
建前上は国民皆保険なので、国民全員が受け取れるはずですが、健康保険の保険料が払えずにいる人も大勢います。
また、誰も教えてくれませんので、自分で申請しなければ受け取ることはできません。

受取の期限は葬祭日(または死亡日)から2年以内。
まだ受け取っていないという方は、必要なものを持参して市区町村役場または健康保険組合に行きましょう。
・印鑑
・葬祭の領収書
・申請書
・振込口座の分かるもの

また、生活保護受給者であればさらに手厚い補助があり、火葬費用や埋蔵費用(合同墓や散骨)は一切かかりません。
孤独死でない場合、この場合も申請をしなければなりません。
費用を立て替えてしまうと返ってきませんので注意が必要です。

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