バルーン葬ってどうなの?|バルーン葬の種類や宇宙葬との違いは

散骨

散骨の選択肢のひとつにバルーン葬があります。

以前の記事でも書きましたが、バルーン葬のなかでも成層圏に到達する宇宙葬サービスは、わたし個人的にはとっても興味深いサービスでした。

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バルーン葬について

バルーン葬は気象観測用などの大型バルーンの中に粉骨を済ませた遺骨を納め、ヘリウムガスを入れて上空に打上げる葬送です。
打ち上げ時のバルーンの大きさはおよそ直径2メートル弱というものですが、上空に行くにつれ気圧の変化で大きく膨張します。
膨張したバルーンの大きさは打ち上げ時と比較して、最大10倍にもなります。
その膨張にバルーンが耐えられなくなると、その時点で破裂・散骨完了となりまが、その破裂する場所がおよそ4キロメートルという超上空、成層圏なんです。
そう、ほとんど宇宙です。

飛行機が航行している高度が上空10000メートル付近ですから途方もない高さです。

自分で行くことが出来なので、亡くなった後にはぜひお願いしたいと思っています。
そんなバルーン葬にはセレモニー型代行型の大きく2種類があります。

セレモニー型バルーン葬

セレモニー型は、その名のとおりバルーンの打ち上げを親族・親類が見守る中で行います。
故人の遺骨の入ったバルーンにヘリウムガスを注入したらあとは飛ばすだけ。
バルーンもガスもバルーン葬業者が用意してくれますから、自分たちですることは粉骨だけということになります。

粉骨もバルーン葬業者が請け負ってくれますが、わたしは専門業者へ依頼することをおすすめします。
理由は価格と品質です。

http://balloon-sou.com/

代行型バルーン葬

代行型バルーン葬は、遺骨を送ることでその後の粉骨や打ち上げをおまかせできるサービスです。
宇宙葬に興味はあるけど、親族・親類を集めるのはちょっと。。。
というような方におすすめです。

打ち上げ自体は代行型もセレモニー型も同じで、ヘリウムガスを注入して粉骨した遺骨とともに打上げます。

わたしが気になったサービスは、こちらの業者さん。
さすが専門業者だけあって粉骨も格安で作業も丁寧な印象を受けます。
なにより成層圏までバルーン(遺骨)が到達したかどうかを映像で確認できるというのです。
(映像サービスは別料金)

ページが見つかりませんでした – BURIAL THREE STARS

バルーン葬のその後

バルーン葬をした後の遺骨(遺灰)はどうなるのか気になりますよね。
超上空な高度40000メートルのほとんど宇宙空間ですが、ここにも地球の重力が働いています!
ながーい目で見れば数年後か数十年後、はたまたさらに未来になるまでに地表に舞い降りてくるはずです。

とはいえ、粉末となった遺骨はそれ自体にほとんど重さがなく拡散や浮揚を繰り返すため、空間をただよい続けると推測されます。
また、遺骨のごく一部はバルーンの破裂の衝撃で宇宙空間に放出されるものもあります。

バルーン葬の価格

バルーン葬の価格は、海洋散骨を比較するとまだまだ高額で20万円程度からとなっています。
海洋代行散骨は1回の散骨で複数の遺骨を散骨しますが、宇宙葬(バルーン葬)は1回1柱が基本となり、ヘリウムなどの専門機器を使用するためと思われます。
海洋散骨が今よりさらにメジャーになれば、それに合わせて宇宙葬の需要も増え、価格も10万円くらいに落ち着いてくるかもしれません。

ただ、お墓を用意して維持管理していくことを考えれば、やはり十分割安と思います!
興味のある方は是非いかがでしょうか。

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