桂歌丸さんが亡くなりました

訃報

人気番組「笑点」でも活躍した落語家の桂歌丸(かつらうたまる、本名・椎名巌=しいないわお)さんが亡くなりました。
81歳でした。

15歳で五代目古今亭今輔に入門し今児(いまじ)を名乗る。
一時落語界から遠ざかったが、64年歌丸と改名し、その4年後真打ち昇進しました。

1966年開始の人気番組「笑点」では、当初からのレギュラーメンバーで、2006年に円楽さんに代わる形で司会者を務め、三遊亭小円遊さんや三遊亭楽太郎さんとの掛け合いが人気でした。
最近は肺炎などで体調を崩し、入退院を繰り返していたが、今年4月の国立演芸場では隔日でトリをつとめ、長講の「小間物屋政談」を熱演していました。
亡くなる前日の7月1日にも「もう笑点」という番組に出演していました。

2004年に落語芸術協会会長、2010年からは出身地でもある横浜の横浜にぎわい座館長も務めました。
芸術選奨文部科学大臣賞、文化庁芸術祭賞など受賞多数。
2007年旭日小綬章。2016年文部科学大臣表彰。

著書に「座布団一枚! 桂歌丸のわが落語人生」「歌丸ばなし」「極上人生」などがあります。
横浜の妓楼に生また歌丸さんの人生観はとても感慨深いので、是非読んでみてください。

ご冥福をお祈りします。

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