ペットを散骨する|自宅の庭・所有するお墓・海・山、お好きなところで



ペットが亡くなったら

大切な家族の一員であるペットが亡くなることは、本当に身を切られる思いです。
残念ながらペットが亡くなってしまったときの手続きはこちらの記事を参考になさってください。

リンク(ペットが亡くなったら)

その種類を問わず、ペットは人と違って火葬する義務はありません。
今でも金魚が死んでしまったらトイレに流す(水に還す)という方も多くいらっしゃいますし、小動物であればそのままお庭に埋めてあげたりするのではないでしょうか。

そうではなく、ペットもきちんと火葬してあげたい。
できれば近くに、できれば同じお墓に入れてあげたいと願う方が増えています。

ペットを埋葬する

ペットの火葬は義務ではありません。
まずは、本当に火葬しなければならないのか考えてみてください。

庭付きの戸建て住宅にお住まいだったり、広大な敷地がある方ならば穴を掘って埋めても何も問題はありません。
もちろん法律的にもです。

それなら身近に感じられるようにお庭に埋めよう。
というのであれば問題は解決です。

リンク(ペットを庭に埋める)

自宅が集合住宅や賃貸の場合で、小さな鳥やハムスターならいいだろうと、近くの公園や山に埋めようと思うかもしれませんが、あまりおすすめできません。
理由はふたつあります。
・不法投棄であること
・他の動物に食べられる可能性があること

不法投棄

わたしたちには家族でも、法律的にはペットは器物です。
公園はもちろん、私有地・市有地にそのまま埋葬すると不法投棄に当たってしまいます。
たまたま小さな子供がそこを掘って遊ぶかもしれません。

食べられてしまう

きちんと埋めようと思ったら、穴の深さは70センチ~1メートル近くも掘らなければなりません。
なぜなら、嗅覚に優れた他の動物が掘り起こして食べてしまうからです。

実際にこれだけ深く掘ろうとすれば、かなりの労力ですし、大きなスコップが必要です。
ちょっと怪しいですよね。

ペットを火葬する

ペットを火葬する方法は大きく分けて2種類です。
・合同葬
・個別葬

合同葬

市区町村の環境課や清掃事務所にペットの遺体(死体)処理を依頼すると引き取ってくれます。
その場合に行われるのが合同葬で、その他大勢のペットたち(野良猫なども)と一緒に火葬され、その他大勢の動物たちの遺灰と共に埋葬されます。
残念ながら遺骨は引き取れません。
料金は市区町村によって大きく異なり2,000円~10,000円程度です。

リンク(ペットが亡くなったら)

個別葬

飼い主である皆さん自身で火葬場を探して1体1体火葬してもらうもので、遺骨を引き取ることができます。
生前の体重によって料金が異なり、1万円~3万円(1キロ~25キロ)程度が相場です。
火葬場自体はすぐに見つかると思います。

ペットを散骨する

散骨を希望する場合は後者の個別火葬ということになります。
火葬したままでは散骨することは難しいので(骨と分かるため)、粉骨をご自身で行うか粉骨業者さんに依頼してください。

粉骨が出来れば、あとは散骨するばかりですが、どこに散骨すればいいでしょうか。

ペットを散骨する場所

人の遺骨(遺灰)とは違って、本来ペットの遺骨は廃棄物と同じ扱いとなりますが、火葬を済ませて粉骨してあれば、それは遺骨であると解釈できなくもないとわたしは思っています。

人の遺骨を山や海に散骨してもいいのですから、ペットの遺骨も同じ条件で散骨できます。
散骨できる場所は海か山などの国有地になりますが、詳しくはこちらの記事を参考になさってください。
※繰り返しになりますが、私有地などに埋めたり撒いたりすることは不法投棄です。

散骨に関する法令|散骨をするなら法律と条令、魚漁法が関わります
散骨を業者さんに委託して行うのか、それとも自分で行うのかによって若干変わってきますが、散骨できる場所はいくつかの法律・条例によって規制されています。

また、これはペットだけに言えることですが、もし飼い主さんご自身のお墓があって、家族の理解が得られる場合、飼い主さんのお墓に粉骨したペットの遺骨を撒くのがわたし個人の散骨方法で、実際にやったことです。

お墓の中にペットと一緒に入ることが許されている墓地霊園もなくはないですが、ほとんどありませんし、一緒に入るとなると拒否反応を見せる家族もいると思います。
それでも植栽があるようなお墓ならば、木の根元に遺骨を撒いてあげることくらいはできます。
カルシウムですから。

ペットを海に散骨する

ペットを海に散骨しようとした場合、自分で散骨するか散骨業者さんにお願いするかということになります。
自分で海に散骨する場合は船を借りたりチャーターしたりと、普段から海に出る機会が無い方にはハードルが高いためおすすめしません。

散骨業者さんは主に海に散骨してくれるのですが、散骨の仕方が2種類あります。
・遺骨を預けて代行してくれる
・遺骨を持参して一緒に船に乗る

散骨の代行

散骨の代行業者さんは、多くが粉骨とのセットで散骨を行います。
粉骨されている遺骨の場合は、それが犬の骨なのか人の骨なのか分からないため、受け付けてくれない場合があります。
火葬を済ませた遺骨を送ったり持ち込んだりすると、粉骨のあとに海に散骨をするという流れです。

料金は遺骨の量によって変わることが多く、15,000円~30,000円程度です。

三ツ星ペットサービス – Burial Three Stars

一緒に船に乗る

一緒に船に乗って散骨する場合、多くは貸し切り(または2、3組程度)となるため高額です。
半面、自分で海に散骨できるため、お別れらしい散骨ができると言えるでしょう。

料金は100,000円~250,000円とかなり幅があります。

ペットの散骨 | 神戸散骨師[こうべさんこつし]
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遺骨は遺骨

海に散骨しない場合は、ペットの遺骨を散骨するときも人の遺骨と同じように考えなければなりません。
粉骨することで見た目は遺骨に見えないとは思いますが、遺骨は遺骨ですので人の遺骨と同じく気を付けてもらいたいことがあります。
・人目に付く場所に散骨しない
・遺骨以外を撒かない
・花を供えない
・墓標は立てない

人目に付く場所に散骨しない

そこが登山道だったり、国立公園の遊歩道だったりする場所には散骨してはいけません。
風葬と言って遺灰を空中に広く撒くような場合も、なるべくなら道から少し離れましょう。
ただ国定公園などは、保護された動植物が生息していることもありますので、いたずらに歩道を離れて環境を壊してしまわないような配慮も必要です。

遺骨以外は撒かない

そのペットがお気に入りのおもちゃやお菓子、エサなどを一緒に撒いたり置いて来たりしてはいけません。
自然に還すことが自然葬である散骨ですので、自然に還らないおもちゃなどは一緒に持っていかないようにしましょう。
また、お菓子やエサはもっと危険で、熊やイノシシがその味や匂いを覚えることで、人間を襲うようになってしまいますので、ぜったいにやめましょう。

花を供えない

花を一輪置くくらいならばわたし個人もいいと思いますが、花束はやめておきましょう。
人目に付かないと言っても誰かが通るかもしれませんし、それを見てこころよく思わない人がいるかもしれません。
まだまだ一般的な葬送ではないので、通常よりも配慮ある行動がよいと思います。
※北アルプスなどには山で亡くなった方への花束が置いてありますが、管理している方がいらっしゃいます。

墓標は立てない

「○○ちゃんのお墓」と立ててあげたいかもしれませんが、ご自宅のお庭でないならば棒を立てる程度にとどめましょう。
元も子もないですが、墓標が必要な方はペット用の霊園に入れて差し上げた方が良いかもしれません。

分骨もおすすめ

ペットの散骨をするにあたり、粉骨だけを業者さんにお願いして、散骨または埋葬は自分でするというのもメリットがあります。
それは無料で分骨してくれることです。

粉骨した遺骨の一部をカプセルなどの密閉容器に納め、ペンダントヘッドやキーホルダーにして肌身離さず持ち歩くことができます。
まるで一緒に散歩をしているようですよね。

分骨の良し悪しは人それぞれなので、遺骨の分骨が気にならない方にはおすすめです。

分骨っていけないことなの?もう迷わない分骨
分骨の方法は3通りあります。 ひとつは火葬した段階で骨壺をふたつ(または複数)用意し、それぞれに納めていただく方法。 ひとつはすでに手元に戻ってきている状態から、ご自身で取り分ける方法。 すでにお墓に埋蔵されている遺骨(骨壺)を取り出して、分骨する方法です。

密閉容器なので、もしも飼い主であるご主人様が亡くなってしまったとしても、カプセルのままお墓に置いておくこともできるから、本当にずっと一緒です。

ぜひ参考にしてみてください。

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