粉骨をする理由と方法|これだけは知っておきたい粉骨のこと



粉骨ってどうしてするの?

粉骨をする理由は3つあります。

ひとつは大きい骨壺が場所を取っているなどの理由で、嵩を減らしたいとき。
ひとつはペンダントヘッドなどに入れて肌身離さずいたいとき。
ひとつはご自身で海や山に散骨したいときです。

嵩を減らしたいとき

ひとつめの理由、嵩を減らしたいときです。
骨壷の大きさは、関西以東では7寸(直径約22センチ×高さ約25センチ)で、それを骨箱に納めていたとするとさらに大きく場所を取ります。
もちろん、大切な家族の遺骨が邪魔なはずはありませんが、引越しや家族が増えたとき、または骨壺が増えてしまった時など、遺骨をお墓に入れないで手元供養をされている方にはちょっと場所を取りすぎるということがあります。

仏壇をリビングに設置しているご家庭は、来客時の扱いに困ったり、骨箱の見た目が部屋の雰囲気と合わないなど、粉骨で嵩を減らして好みの小さい容器に納めることができます。

身に付けていたいとき

大切な人が他界した後の喪失感はだれにも計り知れません。
少しでも身近に感じられるようにと、粉骨した遺骨の一部をカプセル状の密閉容器に納めることで、肌身離さず身に付けていられます。

遺骨を分ける(分骨する)ことは良くないという考えもありますが、宗教観の違いですので、その人の好きなようにすることが一番だとわたしは思います。

散骨したいとき

手元供養をし続けるわけにもいかない状況や、お墓(樹木葬や納骨堂)を用意する予定もない場合は散骨を選択することがあります。
散骨は散骨業者に委託する場合と、ご自身で行う場合がありますが、どちらの場合でも粉骨は必要です。

散骨業者に委託する場合は粉骨も同時に行うことがほとんどなので、ここではご自身で散骨する場合の粉骨とします。

粉骨ってどうやってするの?

粉骨を行う方法はふたつあります。
ご自身でする方法と、業者さんにお願いする方法です。

自分でする粉骨

自分でも粉骨をすることが出来ます。
自分で粉骨する場合のメリットは、故人を偲びながら心を込めてできる点です。
反対にデメリットは、乳鉢・乳棒があった方がいいことと、精神的につらいという点です。

全身の骨が遺骨として残っている場合、頭蓋骨や大腿骨は意外とその形状をとどめています。
これを乳棒ですりつぶすのは肉体的にも精神的にも大変な作業です。

現代社会では日常生活で人骨を見る機会もありませんので、その時点で無理という方がいるもの当然ですが、そこに抵抗がなければ是非ご自身で粉骨してみてはいかがでしょうか。

自分でする粉骨のススメ|業者が安心ですが、本当に心を込めて粉骨できるのはやっぱりセルフ粉骨です。
自分で散骨するにしても、手元供養の為に容量を減らすためにしても粉骨は必要です。 では、粉骨をするために許可や資格が必要かというと、まったく必要ありません。

業者さんにお願いする粉骨

業者さんにお願いする場合のメリットは、道具を揃える必要がないこと、散骨や手元供養に適した状態にしてくれることです。
反対にデメリットは、大切に扱ってくれているか分からないことと、安価とはいえ費用がかかることです。

粉骨してくれる業者さんにも、こだわりをもってやっているところと、そうでないであろうところがあります。
わたしが個人的におすすめしているのは、人の手で粉骨してくれる業者さんです。

三ツ星粉骨サービス | BURIAL THREE STARS
私たちの粉骨方法は人の手で行うのと変わらない、ご遺骨にやさしい方法(乳鉢式)で業界最安値水準の1万円。天然石(大理石)の乳鉢を使用した手粉骨オプションもご利用いただけます。 大切なご遺骨を永久に劣化させない完全真空ができるのは当社だけです。
NPOの粉骨 | 散骨と粉骨の仕方|NPO法人やすらか庵
散骨するには遺骨を粉状にする粉骨が必要ですが、故人様の供養になれますので、可能な限り自分でしましょう、もし依頼するのなら立ち合いが出来るところにしましょう。

手で粉骨するのは業者さんにしても大変な作業です。
簡易的な粉砕機で「ガーーーッ!」と済ませれば早いでしょうし、その分回転率も上がって儲かるかもしれません。
そこをきっちりやってくれるなら、少しばかりですが大切に扱ってくれている気がします。

他方、ついでに粉骨もしますよ!という感じの業者さんもあります。
そういう業者さんは粉骨で稼いでいるわけではないので、こだわりや細かい説明がないことがほとんどです。

そして、業者さんにお願いしたときのメリットのひとつ、散骨や手元供養に適した状態とは?

業者さんにお願いする粉骨のメリット

粉骨はそれぞれの理由で行われますが、業者さんにお願いすると何が違うのか。
一番の違いは真空処理と水溶紙を用意をしてくれることです。

水溶紙

散骨を前提として粉骨をお願いすると(ちゃんとした業者さんの場合)、水に溶ける紙(水溶紙)に粉骨した遺骨を入れてくれたり、水溶紙を別で付けてくれたりします。
そのどちらにも対応してくれる親切な業者さんもあります。(ネットで買うと1枚900円もするところも!)

自分で散骨するとき、ビニールでできた袋(ジップロックなど)や、プラスチックやガラスの容器だと、粉状になった遺骨が湿気や静電気で内側にくっついてしまい、ほんの一部ですが散骨できない遺骨が出来てしまいます。
そうならないよう、あらかじめ水溶紙に粉骨した遺骨を納めて、そのまま海に散骨できるようにしてくれるのです。

水溶紙なので、そのまま山に散骨しても雨で溶けるため問題ありません。(登山道など人目に付く場所は問題ありです。)

もしビニールに付着してしまったら、それはどうしますか?
厳密には法的に捨てられませんし、そもそも心情的にも捨てるのはしのびないです。
必ず水溶性の袋に入れてくれる業者を選びましょう。

真空処理

真空処理についての詳しい内容は下の記事も参考にしていただきたいのですが、手元供養にしても、すぐに散骨しない場合にしても、真空処理がされていると半永久的に遺骨をカビや劣化から守れます。

粉骨したら真空処理も忘れずに!|大切な遺骨にカビや湿気で劣化させない方法と対策
粉骨を業者にお願いするときも自分でするときもそうですが、粉骨したということはその後散骨をするか分骨をするか、または手元供養をすることになると思います。 その場合は、粉骨した後に真空処理をしてもらうことをおすすめします。 理由は、カビや湿気、劣化を防ぐためです。

真空処理については、三ツ星さんだけがこだわっていると思います。
手粉骨も用意されているし、まさにかゆいところに手が届く業者さんです。

粉骨をしてくれる業者さんはついでに粉骨をしてくれる業者さんから、専門業者さんまでたくさんあります。
その中で真空処理(真空パック)をしてくれる業者さんももちろんありますが、真空度に触れている業者さんはここだけです!

真空度について詳しく書いても仕方ないので、三ツ星さんのウェブサイトを見ていただければと思いますが、どう違うかを簡単に言います。

月とすっぽんです。

三ツ星さんは完全真空の状態にしてくれます。
袋の中の空気を0.01%以下の状態にして、粉骨した遺骨を返してくれます。

他方、他の業者さんの真空パックは、業務用とは思いますが、いわゆる家庭用のそれと真空度は変わらないため完全真空ではありません。
袋の中の空気の割合は20%以上になります。
見た目にはペシャンコに見えますが、、粉状の遺骨と遺骨の間の空気が抜けません。
さらにその構造上、遺骨のほんの一部が真空パック機に吸い込まれてしまっている可能性大です。
※もちろん細心の注意を払っていると思いますが。

すぐに自分で散骨する場合はどちらの真空処理でも大差ありませんので、お好みの処理方法をえらんでください。
自宅供養でしたら、わたし自身はだんぜん完全真空を選びます。

気軽に相談してみましょう

粉骨自体は許可が必要というわけでもなく、だれにでもできるものです。
ご自身で粉骨する場合も、業者さんにお願いする場合も、みなさんのお好みでいいと思います。

ただ、実際の労力と時間、購入したほうがいいものを考えると、確かな業者さんにお願いした方が割安な気がしています。
散骨しようか手元供養にしようか悩まれている場合も、親切な業者さんなら相談に乗ってくれると思いますから、聞いてみてはいかがでしょうか。

そこで押し売りしてくる業者さんは選ばなければいい話ですしね。

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